こんにちは、ゆうき八百屋です。
「(株)ゆうき八百屋」は200412月に設立された、無・低農薬野菜、無添加の加工食品、環境に配慮した雑貨の総合卸売会社です。

 

○小売店による、小売店のための中間流通です。
 200410月、全国の小売店の店主が結集し「元気な八百屋ゆうきの会」を組織しました。無・低農薬野菜や、原材料にこだわり、環境負荷の少ない製造方法で作られた食品、日本の食文化や食生活を大切にし、それらを小売店を通じて各地域に伝えていくことを目的としています。生産製造者から中間流通、小売店、消費者までの流れのなかで、まさにこの主旨を形にする中間流通として立ち上げられたのが「(株)ゆうき八百屋」です。
ゆうき八百屋の「ゆうき」は有機JAS認証にとらわれた有機という意味ではなく、生産製造の川上から、消費までの川下を有機的にネットワークすることを願ってつけた社名です。

 

○発注・物流の1本化をめざし、小売店さんには販売活動に注力していただきます。
ゆうき八百屋に結集していただくことで、発注・物流の一本化をはかり、発注や伝票処理などの日々の細々した業務を簡素化していただきたき、小売店さんの本来の仕事に注力していただくお手伝いをしています。パソコンからの注文が可能ですので、事務処理が楽になります。また、商品情報などもすぐに見ることができます。

 

○ほんとうに必要で、原料まできちんと確認できる商品を揃えました。
 この業界の小売店で必要といわれる商品はほぼとり揃えています。青果は毎月約7080品目、加工食品・生活雑貨は約900品目を取り扱っています。今後はゆうき八百屋オリジナルの商品開発にも取り組んでいるところです。「一店一品運動」として、小売店さんから積極的に商品提案していただく試みも始めています。
一般に自然食品として売られているものの中には、原材料までたどると不安になるものが少なくありません。ゆうき八百屋では、自信をもってすべての情報を明らかにできる商品だけを扱っています。

 

○無・低農薬野菜、無添加食品の専門店としての小売店を情報面でサポートします。
量販店でも似たような商品は購入できる時代になりました。だからこそ、きちんと商品説明のできる、また地域の消費者の皆さんのさまざまな相談にものれる、専門店としての役割を担っていただけるよう、必要な情報をいつでも開示、小売店さんからのお問い合わせにも迅速に対応しています。
(弊社の商品は安全性において、特に優位性を持つ物ではありません)

 

 

【弊社の有機JAS制度に対する姿勢】

 平成121月に農林水産省により有機JAS認証制度が制定されました。目的は「有機農産物等の表示の適正化を図るため」です。この制度により、生産者が第三者機関(登録認定機関)による認定を受け、有機JASマークを貼付しなければ「有機」表示をしてはいけないということになりました。この認定を受けるためには、ほ場の管理記録を付けて定期的に認定機関のチェックをうけるなど、様々に細分化された内容の書類を作成し保管もするという手間ひまのみならず、認定に関わる全ての費用を生産者が負担しなければ成りません。また、作物の栽培という農家と自然との総合的な営みの一部分(それも書類作成という栽培とは本質的に関係のない作業)だけにスポットライトを当ててあたかもそれが全ての作物の価値であるかのように消費者の目をくらませてしまう作用が有機JAS制度には潜んでいるように見受けられます。

 私どもは、作物の栽培という多様な価値は書類や表示で担保できる物ではないと考えます。多少解りづらくても、口伝えと実際の五感で人間から人間へと伝えていくのに適しているように思えるのです。ここにこそ個人商店が対面販売で作物を消費者に手渡していくことの意味があると考えます。

有機JAS制度は、合理化されたスーパーでの販売においては一面的には必要なだけで、私どもの流通において必要なものではない考えます。お客様にも多少解りづらくてもこのことを粘り強く伝えることがお店の魅力作りのひとつになるのではないでしょうか。私どもの仕事の領分をしっかりと守っていけば、生産者の余分な手間や費用をかけずに有機農業をサポート出来ると考え実践を続けています。

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